日光市の廃校 藤原尋常小学校 (旧藤原町の廃校03) 藤原尋常小学校の創立はいくつかの書物の中で違いが見られ、明治7年5月、明治11年3月説があるが、今回は明治7年説で開校の歴史を振り返ってみる。 藤原村は南山通り(会津西街道)が整備された江戸時代に宿場町として栄え、会津の物資を輸送する人や... 日光市の廃校
日光市の郷土史 華厳の滝が消える日 (中禅寺ダム見学会) 新発見!! ダムの魅力探索旅 令和5年7月26日、日光市の中禅寺ダムの見学会「新発見!! ダムの魅力探索旅」が開催された。日頃は関係者以外立ち入り禁止であるため貴重な機会である。 僕は特にダムには興味がないのだが(世の中にはダムカードな... 日光市の郷土史
今市地震 今市用水の改良問題 (今市と宇都宮の水道の歴史 9) さて、ここまで説明した「宇都宮水道の拡張事業」、「今市町上水道敷設」とほぼ同時期に行われた大きな事業が、「今市用水の改良問題」である。 この章では、昭和23年(1948)から昭和28年(1953)にかけて起こったことを調べてみる。 今市用... 今市地震日光市の郷土史
日光市の郷土史 今市町上水道敷設 (今市と宇都宮の水道の歴史 8) ここまで大正5年(1916)に給水を開始した宇都宮市の水道と今市の関連について調べたが、この章からは時代が下り、昭和20年代の話となる。 今市の上水道敷設の機運 皆さんは聞いたことがないだろうか。 「今市浄水場は宇都宮のものなんだよ。昔... 日光市の郷土史街道
今市地震 戸祭配水場 (今市と宇都宮の水道の歴史 7) 「配水場」とは浄水場より配水管を通ってきた水を各蛇口まで導く役割をもち、何かのトラブルで浄水が一時的に止まってしまった場合でも安定して配水できるように、「配水池」として浄水をためておく役割も持つ。 この章では戸祭山に築かれた「戸祭配水場」... 今市地震日光市の郷土史街道
日光市の郷土史 第六号接合井 (今市と宇都宮の水道の歴史 6) 第六号接合井 今市から宇都宮に向かって日光街道を進むと、徳次郎(とくじら)を過ぎて富谷小学校の少し先の左手に、写真のような建造物がある。 宇都宮市水道 今市水系 第六号接合井 なかなか趣のあるこの赤煉瓦の建造物、これが今回のテーマである... 日光市の郷土史街道
日光市の郷土史 宇都宮の水(今市と宇都宮の水道の歴史 1) 日光市立今市小学校と滝尾神社の裏手に、「今市浄水場」がある。2023年4月現在ではコロナ禍のために開放されていないが、中には広々とした貯水槽と古い建物を利用した水道資料館がある。 これは実は「宇都宮市の上下水道局」が管理運営しており、正式名... 日光市の郷土史街道
日光市の廃校 野口小学校 (旧日光市の廃校 04) 野口小学校は、明治42年(1909)に七里尋常小学校と北和泉尋常小学校を統合する形で現在地に作られた。令和2年(2020)3月27日に閉校記念式典が挙行され、開校から146年、述べ3033名を輩出した野口小が閉校した。閉校時の在校生は22名... 日光市の廃校