野口小学校 (旧日光市の廃校 04)

 野口小学校は、明治42年(1909)に七里尋常小学校と北和泉尋常小学校を統合する形で現在地に作られた。令和2年(2020)3月27日に閉校記念式典が挙行され、開校から146年、述べ3033名を輩出した野口小が閉校した。閉校時の在校生は22名であった。

 同時に廃校となった所野小とともに日光小へと統合された。現在も校舎や遊具が残り、真新しい廃校記念碑が校庭に設置されている。記念碑にはQRコードが設置され、スマートフォンから在りし日の野口小の様子を360度カメラの画像で見ることができる。

明治年代の野口小の周辺地図
野口小の航空写真
野口小の航空写真 昭和48年(1973)

・ 明治42年(1909) 七里尋常小学校(明治6年創立)と北和泉尋常小学校(明治8年創立)の二校を統合し、現在地に新築移転。「日光尋常小学校東校」と称する。
・ 昭和16年(1941) 日光町第三国民学校とする。
・ 昭和19年(1944) 高等小学校を併置する。
・ 昭和22年(1947) 日光町立野口小学校と改称する。
・ 昭和29年(1954) 日光市立野口小学校と改称する。
・ 昭和48年(1973) 日光市立山久保小学校を統合し、スクールバスを導入する。
・ 令和2年(2020) 日光市立日光小学校に統合され、廃校となる。

昭和15年ころの写真。現在も有る門柱が写っている。
昭和15年ころの写真。現在と同じ門柱が写っている。
「七里小学校」とキャプションがあるが、背景から野口小だと思われる。開校当時の写真。
野口小学校の正門
野口小学校の正門
校舎
校舎を望む
廃校記念碑がたった
校庭。現在はここに廃校記念碑が建っている。

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