日光市の郷土史

日光市の郷土史

高原新田宿と川治温泉 1

皆さんは「日光市の高原(たかはら)」と聞くと何を思い浮かべるだろうか。僕は「高原大根」だった。鶏頂山の中腹に鶏頂開拓があり、メイプルヒルスキー場の側、すなわち雪がたくさん降る、というくらいの知識しか持ち合わせていなかった。 今回は高原新田宿...
日光市の郷土史

小休戸の延命地蔵尊と斎藤家

拙ブログでは今まで複数回に渡り小休戸について記事に取り上げてきた(「小百小学校小休戸分校」「小休戸の鹿地蔵」、「鬼怒川水力電気」など)。 今回は小休戸集落のなかでも、書き漏らしていた有名な小休戸延命地蔵尊と斎藤家住宅について書きたいと思う。...
今市史談会

今市小学校の石碑

さて今回は我が母校である今市小学校についてである。 今市小学校に通った方なら校門のところにそびえ立つ大きな石碑の存在をご存知であろう。  随分と前にこの石碑を眺めた時に、漢字がずらりと彫られた石碑の正面に「今市町」「渡邊佐平」の文字を読むこ...
日光市の郷土史

小休戸の鹿地蔵

鹿地蔵  拙サイトにも何度か登場している今は無住の集落である「小休戸」。 今回はその集落内にある「鹿地蔵」をご紹介したいと思う。  この写真は小休戸集落に唯一残っている斉藤家の建物である。無住であり、いつもはしっかりと扉が閉められているが、...
日光市の郷土史

川岸の不思議な遺構

現在、今市の大谷川流域では川岸の樹木の伐採が行われている。これは主に河川の流れを阻害する土砂や樹木を取り除くことが目的である。 大谷橋の上から見ても並木大橋の上から見ても水郷橋の上から見ても、川岸はきれいさっぱり樹木が伐採され、長年見てきた...
日光市の郷土史

倉ケ崎の会津西街道の古道

今回は、栃木県日光市(旧今市市)の倉ケ崎ー大桑周辺の「会津西街道」の古道について調べた記事である。我ながらかなりマイナーな記事だなとは思うのだが、考えてみれば今まで一度もメジャーでワールドワイドな記事なんて書いたことがなかったことに気づいて...
日光市の郷土史

龍王峡と龍王神社

龍王峡の名付け親である矢島市郎、無名の渓谷にハイキングコースを提案した斎藤茂吉。ちょっぴり深い龍王峡の歴史をたどります。
日光市の郷土史

栗本義喬

今回は、 瀧尋常小学校の回で簡単にご紹介した「栗本義喬くりもとよしたか」氏について調べた。 栗本氏は大正時代、鬼怒川小学校の前身となる瀧尋常小学校の校地を寄付した人物で、鬼怒川温泉の発展の礎の一人に数えられる。 栗本氏についてインターネット...
日光市の郷土史

華厳の滝が消える日 (中禅寺ダム見学会)

新発見!! ダムの魅力探索旅  令和5年7月26日、日光市の中禅寺ダムの見学会「新発見!! ダムの魅力探索旅」が開催された。日頃は関係者以外立ち入り禁止であるため貴重な機会である。  僕は特にダムには興味がないのだが(世の中にはダムカードな...
今市地震

今市用水の改良問題 (今市と宇都宮の水道の歴史 9)

さて、ここまで説明した「宇都宮水道の拡張事業」、「今市町上水道敷設」とほぼ同時期に行われた大きな事業が、「今市用水の改良問題」である。  この章では、昭和23年(1948)から昭和28年(1953)にかけて起こったことを調べてみる。 今市用...
日光市の郷土史

今市町上水道敷設 (今市と宇都宮の水道の歴史 8)

ここまで大正5年(1916)に給水を開始した宇都宮市の水道と今市の関連について調べたが、この章からは時代が下り、昭和20年代の話となる。 今市の上水道敷設の機運  皆さんは聞いたことがないだろうか。  「今市浄水場は宇都宮のものなんだよ。昔...
今市地震

戸祭配水場 (今市と宇都宮の水道の歴史 7)

「配水場」とは浄水場より配水管を通ってきた水を各蛇口まで導く役割をもち、何かのトラブルで浄水が一時的に止まってしまった場合でも安定して配水できるように、「配水池」として浄水をためておく役割も持つ。  この章では戸祭山に築かれた「戸祭配水場」...
日光市の郷土史

第六号接合井 (今市と宇都宮の水道の歴史 6)

第六号接合井  今市から宇都宮に向かって日光街道を進むと、徳次郎(とくじら)を過ぎて富谷小学校の少し先の左手に、写真のような建造物がある。 宇都宮市水道 今市水系 第六号接合井  なかなか趣のあるこの赤煉瓦の建造物、これが今回のテーマである...
今市地震

今市浄水場と戸祭配水場をつなぐ送水管 (今市と宇都宮の水道の歴史 5)

大正時代から昭和にかけて、今市町と宇都宮市を結んだ水道について調べた。
今市地震

今市浄水場 (今市と宇都宮の水道の歴史 4)

大正時代から昭和にかけて、今市町と宇都宮市を結んだ水道について調べた。
日光市の郷土史

今市用水 (今市と宇都宮の水道の歴史 3)

大正時代、今市町と宇都宮市を結んだ水道について調べた。
日光市の郷土史

宇都宮の水道敷設計画 (今市と宇都宮の水道の歴史 2)

大正時代、今市町から宇都宮市までを結んだ水道について調べた。
日光市の郷土史

宇都宮の水(今市と宇都宮の水道の歴史 1)

日光市立今市小学校と滝尾神社の裏手に、「今市浄水場」がある。2023年4月現在ではコロナ禍のために開放されていないが、中には広々とした貯水槽と古い建物を利用した水道資料館がある。 これは実は「宇都宮市の上下水道局」が管理運営しており、正式名...
日光市の郷土史

徳川家康の遺骸 03

徳川家康の遺骸は改葬されたのか?天海のとった行動とは?
日光市の郷土史

徳川家康の遺骸 02

徳川家康の遺骸はどこにあるのか。なるべくフラットな目線でお伝えします。